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収納棚DIYの作り方完全ガイド!壁面収納の材料やおしゃれな事例

10 分前
読了時間: 8分

「自宅のデッドスペースにぴったりの棚が欲しい」「おしゃれな壁面収納を安く作りたい」と考えたことはありませんか?

既製品ではサイズが合わない場所でも、棚をDIYすれば理想の収納スペースが手に入ります。


この記事では、初心者の方でも失敗しない収納棚DIYの基本手順から、賃貸でも可能な壁面収納のテクニック、おしゃれな事例まで詳しく解説します。

収納棚DIYの基本手順と作り方


収納棚を自作する際は、事前の準備が仕上がりの8割を決めると言っても過言ではありません。

計画を立てずに作り始めると、寸法が合わなかったり強度が不足したりする原因になります。

まずは基本のステップを押さえましょう。


設計図の作成と寸法の計測


棚作りにおいて最も重要なのは、設置場所の正確な計測と設計図の作成です。


  • 設置場所の計測

幅、奥行き、高さを1mm単位で正確に測ります。

特に壁際に設置する場合、巾木(はばき)の厚みやコンセントの位置を見落とさないよう注意しましょう。


  • 設計図の作成

手書きのメモでも構いませんので、完成図を描きます。

棚板の厚みを計算に入れ忘れると、内寸が足りなくなるため、板の厚みを考慮した設計を心がけてください。


  • 収納物のサイズ確認

何を置くかによって、棚板の間隔が決まります。

A4ファイルなら高さ320mm以上、文庫本なら180mm程度など、入れるものに合わせた設計が「使いやすさ」の秘訣です。


木材の選び方とカットのコツ


初心者の方が棚を作るなら、加工がしやすく安価なSPF材や集成材がおすすめです。



  • SPF材

スプルース(米トウヒ)、パイン(松)、ファー(モミ)の頭文字を取った木材で、ホームセンターで安価に手に入ります。


  • 集成材

小さな木材を接着して作った板で、反りやねじれが少なく、大きな棚板を作るのに適しています。


木材を自分で真っ直ぐ切るのは難しいため、ホームセンターのカットサービスを利用しましょう。

1カット数十円程度で、プロ仕様の大型機械を使って正確な寸法に切り出してもらえます。



組み立てと塗装の仕上げ手順


組み立ての際は、木材の割れを防ぐために必ず「下穴」を開けるのがポイントです。


  1. サンディング(やすりがけ)

    組み立てる前に、木材の表面や角を240番程度のサンドペーパーで整えます。


  2. 下穴あけ

    ネジを打つ場所に、ドリルで下穴を開けます。

    これにより、木材が裂けるのを防ぎ、ネジを真っ直ぐ打ち込めます。


  3. 組み立て

    コーナークランプなどで固定しながら、ネジを締め込んでいきます。


  4. 塗装

    ワトコオイルやブライワックスなどのオイルステインを使うと、木目を活かしたおしゃれな雰囲気に仕上がります。



壁面収納棚を自作する設置テクニック


壁面を有効活用する壁棚DIYは、部屋を広く見せる効果があります。

しかし、日本の住宅に多い石膏ボードの壁は、そのままではネジが効きません。


壁の下地探しと棚受けの固定法


壁に重い棚を取り付ける場合は、壁の裏側にある「下地(柱)」にネジを固定する必要があります。


壁を叩いてみて「コンコン」と高い音がする場所は空洞で、「ペチペチ」と詰まった音がする場所には下地がある可能性が高いです。

より正確に探すには、市販の下地探しピンやセンサーを使用しましょう。

下地にしっかり固定できれば、重い本などを置く棚でも安心して設置できます。


賃貸可能な突っ張り式パーツ活用


壁に穴を開けられない賃貸住宅では、突っ張り式のパーツを活用するのが定番です。


【 便利な突っ張りパーツ 】

  • ラブリコ(LABRICO)

2×4(ツーバイフォー)材という規格木材の上下に取り付け、ジャッキで突っ張るパーツです。壁を傷つけずに柱を立てられるため、壁面収納のベースとして非常に人気があります。


  • ディアウォール

バネの力で突っ張るタイプで、工具不要で簡単に設置できるのがメリットです。


これらのパーツを使って立てた柱に棚受けを取り付ければ、壁を一切傷つけずに壁面収納が実現します。


石膏ボード用アンカーの活用術


下地がない場所に軽い飾り棚を付けたいときは、石膏ボード用アンカーを使用します。


石膏ボード用アンカーとは、ネジが効かない石膏ボードの中で傘のように開き、固定力を高める補助具です。

耐荷重は製品によりますが、5kg〜10kg程度のものが多いです。

ただし、テレビなどの重量物や、頻繁に荷重がかかる場所には向かないため注意してください。



必要な工具とお勧めの材料リスト


棚作りを始める前に、最低限必要な道具を揃えましょう。

最近ではホームセンターでレンタルできる場合もあります。


初心者が揃えるべき基本の道具


  • インパクトドライバー

ネジ締めや穴あけに必須の電動工具です。初心者なら10.8V程度の軽量なモデルが扱いやすいでしょう。


  • メジャー(コンベックス)

2m〜5m程度の長さが測れるものを用意してください。


  • 水平器

棚が傾いていないか確認するために使用します。スマートフォンのアプリでも代用可能です。


  • サンドペーパー

木材のバリを取り、手触りを良くするために120番と240番を持っておくと便利です。


棚板に適した木材の種類と特徴


  • パイン集成材

見た目が明るく、加工しやすい定番の材料です。


  • シナ合板

表面が滑らかで美しく、モダンなインテリアに合います。


  • 足場板(古材)

ヴィンテージ風のおしゃれな棚を作りたい場合に最適です。


おしゃれに仕上げる棚受け金具


棚の印象は、棚板を支える「棚受け金具(ブラケット)」のデザインで決まります。


  • アイアンブラケット

黒の鉄製金具は、インダストリアルや男前インテリアにぴったりです。


  • 木製棚受け

ナチュラルで温かみのある雰囲気を演出できます。


  • L字金具(シンプルタイプ)

金具を目立たせたくない場合や、スッキリ見せたいときに重宝します。



場所別の収納棚デザインアイデア


生活スタイルに合わせて、場所ごとに最適な収納棚をデザインしましょう。


キッチンの調味料ラックと棚


キッチンのコンロ周りやシンク上のデッドスペースは、DIYの絶好のポイントです。


奥行き10cm〜15cm程度のスリムな棚を作れば、散らかりがちな調味料をスッキリ収納できます。

また、壁面にウォールシェルフを取り付けて、お気に入りのマグカップを並べるだけで、カフェのような空間になります。


リビングの壁面ブックシェルフ


リビングには、壁一面を使った大容量の壁面収納がおすすめです。


ラブリコなどで立てた柱に、可動式の棚柱(ガチャ柱)を取り付ければ、本の高さに合わせて棚板の位置を自由に変えられる可動棚になります。

テレビボードと一体化させたデザインにすれば、統一感のあるインテリアが完成します。


洗面所の隙間を活用した収納棚


洗濯機横などのわずかな隙間には、キャスター付きの隙間収納が便利です。


幅15cm程度のスリムなワゴンを自作すれば、洗剤やストック類を隠して収納できます。

湿気が多い場所なので、塗装には耐水性のあるウレタンニスなどを使用するのがメリットです。



DIYにかかる費用と作業時間の目安


自分で棚を作る最大の魅力は、コストパフォーマンスの良さです。


材料費を抑えるコスト削減のコツ


  • 端材コーナーをチェック

ホームセンターの端材コーナーでは、小さな木材が100円以下で売られていることがあります。


  • 100均アイテムの活用

小さな棚なら、100円ショップの木材やアイアンバーを組み合わせることで、数百円で制作可能です。


  • 塗装を工夫する

高価な塗料を使わなくても、コーヒーや紅茶でステイン風に染める「コーヒー染め」という手法もあります。


完成までにかかる平均的な時間


  • 簡易的な壁棚

設計から設置まで1時間〜2時間程度。


  • ラブリコを使った壁面収納

木材の塗装を含めて半日(約4時間)程度。


  • 大型のブックシェルフ

設計・買い出し・製作を含めて1日〜2日。


初心者の場合は、まずは小さな棚から始めて、工具の扱いに慣れるのが成功への近道です。



失敗を防ぐための安全対策と注意点


自作の棚で最も怖いのは、重さに耐えきれず落下したり、倒れたりすることです。


耐荷重の確認と補強のポイント


「何を載せるか」を想定し、十分な強度を持たせることが重要です。


  • 棚板のたわみ防止

幅が広い棚(900mm以上)の場合、重いものを載せると中央がたわみます。

中間に支柱を入れるか、厚みのある板(18mm以上)を選びましょう。


  • L字金具の数

重いものを置く場合は、棚受けの間隔を狭くし、数を増やすことで荷重を分散させます。


電動工具の安全な取り扱い方法


電動工具は非常に便利ですが、一歩間違えると大きな怪我につながります。


  • 手袋の着用に注意

回転する工具(ドリルなど)を使う際、軍手などの繊維が巻き込まれると危険です。素手か、フィット感のある革手袋を使用しましょう。


  • クランプでの固定

木材を手で押さえながらネジを打つのは危険です。必ずクランプで作業台に固定してから作業してください。


  • 周囲の安全確認

特に長い木材を振り回すと周囲の壁や家具を傷つけるため、十分なスペースを確保して作業しましょう。



まとめ


収納棚をDIYすることは、単に物を片付ける場所を作るだけでなく、自分の暮らしを自分らしく整える素晴らしい体験です。


「棚を作りたい」と思ったら、まずは小さなスペースの計測から始めてみてください。

SPF材やラブリコといった便利な材料を活用すれば、初心者でも驚くほどおしゃれな棚が作れます。


自分で作った棚にお気に入りの雑貨や本を並べたときの達成感は、既製品では味わえない格別なものです。

ぜひこの記事を参考に、理想の収納棚DIYに挑戦してみてください。



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