「北海道の夏は過ごしやすい」とは良く言われますが、それは北海道の夏が快適なのではなく、他の地域の気温や湿度がより高いだけのことです。
また、道内でも地域差があります。
北海道でも夏は脱臭・カビ対策が必要です。しっかりと対策を心がけるようにしましょう。
蝦夷梅雨とは
梅雨とは、北のオホーツク海高気圧と南の太平洋高気圧の間に発生する停滞前線のことです。
この前線はだんだんと北上してきますが、北海道に入る前に消えたり、勢力が弱まったりするため、北海道には梅雨がないと言われています。
しかし、北海道でも別の原因により梅雨のように雨や曇りの日が続くことがあります。
これが「蝦夷梅雨」と呼ばれるものです。
一般的な梅雨がないと言っても、カビや臭いに気をつけなくても良いというわけではないのです。
脱臭・カビを警戒する場所とその対策
カビが発生しやすいのは高温多湿の場所です。
特に、湿度60%以上、気温25度以上の場合に注意が必要です。
ですので、逆に湿度か気温をそれ以下に抑えることで、カビの発生を予防することができます。
以下はカビが特に発生しやすい場所です、より注意して対策をしましょう。
クローゼット・押入れ
収納は基本的に扉が閉まっているので、湿度も気温も上がりやすくなり、カビが発生しやすくなります。
定期的に扉をあけて、風通しを良くしましょう。
収納にものを詰めすぎるのもカビにとって生育に好条件となってしまいますので注意しましょう。
除湿剤を置くのも効果的です。
キッチンなどの水回り
水回りは食べかすなど、カビにとってご馳走がたくさんあります。
こまめに掃除をすることで、カビの発生を抑えることができます。
湿気対策グッズ
炭や重曹は吸湿作用があるので、湿気対策に有効です。
それでも対策しきれない場合には、除湿機が活躍します。
北海道の家は気密性が高いため、いっそうの対策を
北海道は日本の他の地域に比べると高温多湿になりにくいと言えます。
しかし、北海道は他の地域よりも建物の気密性が高く、換気をおこたるとカビや悪臭が発生しやすい室内環境と言えます。
油断をせず、北海道の地元のホームセンターであるジョイフルエーケーで湿気対策グッズをお買い求めください。