フローリングの傷を自分で補修する方法!えぐれや凹みの直し方とおすすめ道具
- 11 分前
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お気に入りのマイホームや賃貸物件のフローリングに、うっかり傷をつけてしまった経験はありませんか?
家具を引きずった跡や、重いものを落とした時のえぐれ傷など、床の傷は一度気になると目についてしまうものです。
「業者に頼むと高そう」「自分で直して失敗したくない」と悩む方も多いですが、実はホームセンターで手に入る道具を使えば、初心者でも驚くほど綺麗にフローリング補修が可能です。
この記事では、傷の種類に合わせた最適な補修方法や、失敗しないための道具選びのコツを分かりやすく解説します。
フローリングの傷の種類と補修の判断
フローリングの傷の状態を正しく見極めることが、補修を成功させる第一歩です。
傷の深さや原因によって、使用する道具や手順が大きく異なります。
まずは、自宅の床がどの状態に当てはまるかを確認しましょう。

表面の浅い擦り傷
擦り傷とは、椅子の移動や掃除機の使用などでつく、フローリング表面のワックス層や塗装膜が削れた状態を指します。
光の加減で見える程度の白い筋状の傷であれば、木材自体は損傷していません。
この場合は、表面の色を整えるだけの簡単な作業で目立たなくすることができます。

深いえぐれ傷と欠け
えぐれ傷とは、鋭利なものを落としたり、重い家具を無理に引きずったりして、フローリングの基材(木材)まで削れてしまった状態です。
表面に穴が開いていたり、木の色が露出していたりする場合は、単に色を塗るだけでは不十分です。
専用の補修材で穴を埋め、平滑にする作業が必要になります。

家具の重みによる凹み
凹みとは、ピアノやソファなどの重量がある家具を長期間置いていた場所や、硬いものを落とした際にできる、木材の繊維が押し潰された状態です。
表面が削れているわけではないため、木材の「復元力」を利用した補修が効果的です。
特に無垢材のフローリングであれば、水分と熱を与えることで元の形に近い状態まで戻せる可能性があります。
ホームセンターで買える補修道具
フローリング補修に必要な道具は、身近なホームセンターやネット通販で手軽に揃えられます。
初心者でも扱いやすく、仕上がりが綺麗な代表的な道具を3つ紹介します。
手軽なクレヨンタイプ
クレヨンタイプの補修材は、浅い擦り傷を隠すのに最も適した道具です。
傷の上をなぞるように塗るだけで、削れた部分に色が入り込み、傷を目立たなくさせます。特別な技術が不要で、500円〜1,000円程度と安価に購入できるのがメリットです。
穴を埋めるパテとワックス
パテやハードワックスは、深いえぐれ傷や欠けを埋めるために使用します。
粘土のような質感のパテを傷に詰め、乾燥させて固めることで、床の表面を平らに戻します。
最近では、フローリングの色に合わせて複数の色がセットになった商品も多く販売されています。
凹みを戻す電熱補修キット
電熱補修キットとは、専用のコテで固形ワックスを溶かし、傷口に流し込む本格的な道具です。
プロの補修業者も使用する手法で、耐久性が高く、仕上がりが非常に美しいのが特徴です。凹みや深い傷を完全に平らにしたい場合に重宝します。
キット一式で3,000円〜5,000円程度で購入可能です。
傷の種類別!具体的な補修手順
正しい手順で行えば、DIYでもプロに近い仕上がりを目指せます。
傷の種類ごとに、具体的なステップを見ていきましょう。
擦り傷をペンで隠す方法
浅い傷には、補修ペンやクレヨンを使用します。
補修箇所の掃除
傷の中に溜まったホコリや汚れを、乾いた布やブラシで丁寧に取り除きます。
色を塗る
傷に沿ってペンを動かし、色を乗せていきます。
指でぼかす
塗った直後に指や布で軽く叩くように馴染ませると、周囲との境界線が目立たなくなります。

えぐれ傷をパテで埋める手順
穴が開いている場合は、肉盛りできる補修材を使います。
バリ取り
傷の縁にささくれがある場合は、カッターやサンドペーパーで削り、平らに整えます。
パテの充填
傷の深さよりも少し盛り上がるくらいにパテを詰め込みます。
表面の平滑化
ヘラを使って余分なパテを削ぎ落とし、周囲の床と同じ高さにします。
乾燥と仕上げ
完全に乾燥させた後、必要に応じて木目を描き足すとより自然になります。

凹みをアイロンで復元するコツ
木材の繊維が潰れているだけの凹みには、熱を利用します。
水分を含ませる
凹んだ部分に針で数箇所小さな穴を開け、水を数滴垂らして染み込ませます。
濡れタオルを置く
凹みの上に、水で濡らして固く絞ったタオルを置きます。
アイロンを当てる
タオルの上から中温に熱したアイロンを10秒〜20秒ほど押し当てます。蒸気の力で木材が膨らみ、凹みが解消されます。

失敗しない色の選び方
補修において最も難しいのが「色合わせ」です。
色が合っていないと、傷は埋まっていても逆に目立ってしまうことがあります。
床の色より少し暗めを選ぶ
補修材の色を選ぶときは、床の色よりも一段階暗い色を選ぶのが鉄則です。
人間の目は、明るい色よりも暗い色の方が周囲に馴染んで見えやすい性質があります。
迷ったときは、最も明るい部分ではなく、木目の中にある少し濃い色に合わせると失敗が少なくなります。
複数の色を混ぜて調整する手法
単色の補修材で色が合わない場合は、2色以上の補修材を混ぜることで理想の色を作れます。
【色調整の具体的な方法】
明るい色をベースにする
まず床に近い明るい色を準備し、そこに少しずつ暗い色を足していきます。
試し塗りをする
床の目立たない場所や、不要な板の上で実際に塗って色味を確認します。
木目を再現する
ベースの色を塗った後、さらに濃い色のペンで細い線を書き入れると、本物の木のような質感が生まれます。
DIYと専門業者の費用比較
自分で直すか業者に頼むかの判断基準は、費用と仕上がりのバランスにあります。
それぞれのコスト感を確認しておきましょう。
セルフ補修にかかる予算
自分で補修する場合、かかる費用は道具代のみです。
簡易補修(ペン・クレヨン)
500円〜1,500円程度で済みます。
本格補修(キット購入)
3,000円〜6,000円程度あれば、一通りの道具が揃います。
一度道具を揃えてしまえば、今後新しい傷がついてもすぐに対応できるのが大きなメリットです。
プロに依頼する際の料金相場
専門の補修業者(リペア業者)に依頼する場合、技術料と出張費が発生します。
基本料金の目安
15,000円〜30,000円程度が一般的です(傷1箇所〜数箇所、数時間の作業)。
広範囲の補修
床一面の傷消しや、張り替えが必要な場合は50,000円以上になることもあります。
高価な無垢材を使用している場合や、賃貸の退去直前で絶対に失敗できない場合は、プロに任せるのが安心です。
賃貸物件で補修する際の注意点
賃貸物件の場合、勝手な補修が逆効果になることもあるため注意が必要です。
退去時のトラブルを避けるためのポイントを解説します。
退去時の原状回復ルール
賃貸物件には原状回復の義務がありますが、全ての傷を借主が直さなければならないわけではありません。
経年劣化・通常損耗
日焼けによる変色や、家具の設置跡などは、大家さん側の負担となるのが一般的です。
過失による傷
飲み物をこぼして放置したシミや、引越し作業でつけた大きな傷は、借主の負担となります。
自分で直せる傷の境界線
自分で補修しても良いのは、あくまで「目立たなくさせる」レベルの小さな傷です。
大きなえぐれや、床材が剥がれてしまっているような重度の損傷を素人が直そうとすると、かえって跡が目立ち、退去時に高額な補修費用を請求されるリスクがあります。
1cmを超える大きな傷や、広範囲の損傷がある場合は、事前に管理会社や大家さんに相談することをおすすめします。
まとめ
フローリングの傷は、早めに対処することで悪化を防ぎ、住まいの美しさを保つことができます。
浅い傷はペンやクレヨンで手軽に隠す
深い傷はパテや電熱キットで埋める
凹みは水分とアイロンの熱で復元を試みる
色は床より少し暗めを選ぶのがコツ
まずはホームセンターで自分に合った道具を探すことから始めてみてください。
どうしても自分での修復が難しいと感じたときは、無理をせずプロの業者に相談しましょう。
適切なメンテナンスを行うことで、大切な住まいの床を長く綺麗に保つことができます。
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