北海道にも夏がやってきました。
春に野菜や草花を植えようと思ったのに、いつの間にか夏になってしまったなど、日々忙しく生活していると、つい植える時期を逃してしまうこともありますよね。
種類を考えれば今からでも間に合います。
具体的にはどんな作物を育てればよいのでしょうか?
寒冷地とは
地域によって気候は異なる為、作付けに適した月も異なります。
その為、種まきカレンダーは寒冷地、温暖地(中間地)、暖地の3種類の地域のどれかを前提に掲載されています(※ メーカーによって異なります)。
北海道はこの中の寒冷地に当てはまります。
寒冷地は主に、年間平均気温が12度以下の地域です。
北海道のほか東北地方や長野県、一部の山間部が該当すると考えられます。
8月中旬・下旬に苗の定植をする野菜類
タネから始めるには時期が遅いので、苗から始めると良いでしょう。
涼しくなって来たらビニールをかぶせる、プランターで日当たりの良い場所に移動するなど、寒さ対策をすればタネから育てられる品種もあります。
高菜、ベビーリーフ、カブ等は夏からでも品種によってはタネから育てることも可能です。
タネのパッケージのカレンダー(寒冷地カレンダー)を見て、適している植物を選びましょう。
8月中旬・下旬に種を撒いたり、苗を定植したりする草花
北海道の冬は寒さが厳しいので、この時期から種まきをするのは難しい草花が多いです。
苗から育てるなら、秋に花を咲かせるなでしこ、シュウメイギク、ユーパトリウム、パンジー等がお庭を彩ってくれるでしょう。
長く育てるための工夫も今から考えておく
北海道の夏は短く、すぐに長い秋、そして冬がやってきます。
今から植えて、より長く野菜や草花を楽しむ為には、保温が大切です。
路地ならビニールをかける、プランターなら日の当たる場所に移動をするなど、今から寒くなる季節のことを考えておきましょう。
同じ種類でも品種で寒さに強い・弱いがある
北海道の気候は寒くても、家庭菜園で野菜や草花を育てるのに適していないわけではありません。
他の地域の場合、夏は暑すぎて野菜や草花が弱ってしまう、つまり栽培に適していないものも少なくありません。
また、品種によっては寒冷地に適しているものもあります。
北海道に適した野菜・草花は、専門スタッフのいるジョイフルエーケーでぜひお買い求めください。