ほかの人の家のウッドデッキをみて、
「おしゃれだな。うちにも欲しいな。でも、工務店に頼むと高いんだろうな」
と思ったことはないでしょうか。
意外にも、日曜大工程度で間に合うぐらいに、比較的簡単に作ることができます。
このときにポイントになるのが、「木材はどんな種類を選ぶか」です。
ウッドデッキを作ってみよう
ウッドデッキといえば、「DIYの中では上級者向け」と思っている人も多いのではないでしょうか。
かなりの大きな工作になるので、無理もないところです。
しかし、構造は単純で、しかも、板の位置がずれるなど少々の狂いは全く問題になりません。
「全くの初心者向け」とまではいいませんが、気楽に取り組んでみてはいかがでしょう。
ウッドデッキの材料ごとの違い
材料としては主に、ハードウッド、ソフトウッド、人工木になります。
ハードウッド
中南米産のイベや東南アジア産のウリンなど、名前の通り硬い材質の木材をいいます。
中でも代表が、ブラジルなどから輸入されるイタウバです。
イタウバの場合はもともと油分を大量に含んでいるため、油を塗るなどのメンテナンスをしなくても30年は持ちます。
ハードウッド共通の欠点としては、値段が高くなることです。
また、当然のことながら加工もしにくいので、初心者はノコギリなども電動工具類を使ったほうがいいでしょう。
ソフトウッド
マツやヒノキなど、日本人にもおなじみの材木がこれに含まれます。
特徴としてはハードウッドの正反対です。
軟らかくて、手引きのノコギリでも容易に切れます。
値段は安めですが、耐久性はあまりありません。
1年毎ぐらいにペイントをするなどで、いくらかは寿命を延ばすことはできます。
ただし、作り上げてしまうと表面に出ないところもあるので、そういったところから腐ってしまうことも多いようです。
また、腐りやすさをカバーするために、薬剤を中まで染み込ませたのが「防腐剤注入木材」です。
薬剤の品質にもよりますが、中にはハードウッド並みの耐久性のあるものもあります。
人工木
粉末状にした木材と樹脂などを混ぜ合わせて作るため、「樹脂木」と呼ばれることもあります。
この木材や樹脂の種類やその配合比率で、様々なタイプのものができます。
耐久性の高さと加工のしやすさから、選択肢のひとつとして欠かせません。
また、風合いが欠点でしたが、近年は表面の加工などを工夫することで、ハードウッド・ソフトウッドの天然木と見間違えるようなものも出てきました。
実際に触れてみて、感触を確かめよう
最近、人気の高いのは人工木です。
ただし、中には「天然木でなければ、“ウッド”デッキではない」といったこだわりを持つ人もいるかもしれません。
どれを選んでも一長一短です。
まずは一度、実物の木材をみてみませんか。
ジョイフルエーケーではウッドデッキに使えるたくさんの種類の木材を置いています。
実際に触れてみると、考えも変わるかもしれません。