万が一のときに冷静に行動するには
豪雨や台風など、2020年はたくさんの自然災害に見舞われた年でした。
万が一のときに冷静に行動できるかどうかは、普段の備えにかかっています。
ペットと一緒に暮らすなら、ペットと安全に避難できるように備えておきたいもの。
そこで今回は、ペットのための災害対策についてご紹介します。
ペットのための災害対策をご紹介
普段からリードやハーネス、キャリーケースに慣れておく
ただでさえパニックに陥りがちな災害時に慣れないリードをつけられると、ペットはさらにパニックになってしまいます。
災害時にスムーズに避難するために、普段からリードやハーネスに慣れておきましょう。
また小型犬や猫の避難時には、キャリーケースに入れることになります。
怖がらずには入れるように生活空間に置いておき、たまに中でおやつを食べさせるなどして抵抗感をなくしておくと良いでしょう。
マイクロチップやGPS付き首輪を装着させる
災害時に驚いて脱走したり、避難中に迷子になったりしてしまうこともあります。
そんなときに備えて、マイクロチップやGPS付き首輪を装着させておくと安心です。
マイクロチップとは、登録された15桁の番号を照合するだけで飼い主の氏名や住所をすぐに導きだせるもの。
注射器で、予防接種と同じような要領で体内に埋め込みます。
病院に行くとストレスを感じてしまう子や、飼い主がマイクロチップに抵抗がある場合は、GPS付きの首輪もおすすめ。
重量があるため体の小さな猫や小型犬には向きませんが、スマホアプリなどを用いて居場所を簡単に特定できて便利です。
在宅避難を意識して準備する
自治体や避難所によっては、災害時にペットと一緒に避難できない場合もあります。
避難所に連れていけたとしても、屋外で保護しなければならないことも。
ペットの安全を考えると、避難所に行かない「在宅避難」を意識して準備しておく必要があります。
まず大切なのが、家を潰さないこと。
耐震基準をしっかりと満たした家に住むのはもちろん、家具を固定したりガラスの飛び散りを防ぐフィルムを貼ったりする対策も重要です。
またペットボトルの水や非常食、懐中電灯など、災害時に在宅で過ごすための備蓄も用意しておきましょう。
ペットも人も家族みんなの安全を守ろう
今回は、ペットのための災害対策についてご紹介しました。
ペットも大切な家族の一員だからこそ、万が一のときにしっかり命を守れるように備えておきたいもの。
ペットとの避難は、人だけで避難するよりもタイムロスが発生しやすいので、普段から慣れておくことが大切です。
ペット用品を豊富に取り揃えるジョイフルエーケーで、災害対策を万全にしておきましょう。